ネックマウントとヘッドマウントを2年ほど使い込んでみた。ネックマウントは釣りに向いてない!と、当時は断言したが訂正していく。
狙った所を撮りたい場合、ヘッドマウントは頭を向ければ良いがネックマウントは体を向ける必要がある(上下方向の移動も苦手)。しかしヘッドマウントは頭を動かすとカメラも動くため、安定した映像を撮りたい場合は不向きとなる。
身に着け易さはネックマウントの方に分がある。ヘッドマウントを帽子無しで使うと面白い髪型になり、帽子有りで使うとカメラを着けているのを忘れてしまい、帽子を脱ぐときに一緒に吹っ飛ばすことが多々。
録画ボタンを押したあと「ちゃんと撮れてるかな?」と確認をしたくなるものだが、その場合もネックマウントの方が確認しやすい。また、カメラの上下が格段に撮りやすくなるネックマウントの改造はおススメしたい。ヘッドマウントは頭からいちいち外すことになり億劫になる。
▼ネックマウントの改造記事はこちら
外部バッテリーと相性が良いもネックマウント。給電ケーブルが首元からスタートするのか、頭からスタートするのかでどちらがスマートかは想像してほしい。予備バッテリーは入れ替えが面倒で、大容量のモバイルバッテリーで済ませるようになった。
長時間使用していると本体が高温になるが、これはバッテリーからの発熱によるもの。これを防ぐ方法のひとつとして、バッテリーを抜いた状態でモバイルバッテリーから給電を行う、というものがある。その場合、長めのUSB TYPE3のケーブルがあると便利だ。大容量のモバイルバッテリーを使えば、撮影時間が飛躍的に伸ばせるほか、バッテリーの入れ替えの手間が省ける。熱源が外部にあるので本体が熱くなることもない。注意点としては、常にサイドカバーを開いた状態になるか、取り外しておくことになるので防水機能は無くなる。