とあるご縁で畑の土地を(1)

とあるご縁で畑の土地を借りられることになった。

一緒に開墾からやりましょう!好きな場所をどこでもどうぞ!と案内された土地は、いささか素人には刺激の強い草だらけの広大な景色だったけど、開墾から始められるというゼロスタートのクエストに心は躍った。ゼロスタートなんて書いたけど、実際には心強い先生がそばに付いているおかげで初手から凄い進むんだけどね・・・。

某日、開墾スタート。最初にやったのは石拾いだ。雑草をかき分けながらあちこちに散乱する石ころを拾っては投げ(森に)、拾っては投げ(森に)をひたすら繰り返した。石拾いが終わると荒々しいエンジンと共に耕運機(畝立て機)が登場。草だらけだった土地がみるみるうちに耕され、2本の畝が形になって見えてきた。昔は鍬一つで何日もかけてやったそうだ。

機械を通したあと、土の中にある何かしらの根っこを取り除き、再び現れた石ころもまた拾っては投げた。畝立ちした後は培養土的なものを少し加え、家に余っていた肥料を土に混ぜてみた。少しでも栄養になれば。そして出来立てほやほやの畝にトマトの苗とニンジンの種、それから頂き物の苗を植えた。それ以外の夏野菜の種もあったけど種を撒くには時期が遅かったみたい。開墾、畝立て、苗植え、種まき、いろんな事があった。

(中略)

害獣問題は一番最初に教えてもらった。特にイノシシ。畑が森と隣接しているためだ。自然との闘いに覚悟を決めなくては。

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