前回の続き。
エアコンフィルターの交換とエバポレーターの洗浄の様子をまとめました。
対象車種はセレナC27です。誰とも被る平凡な内容ですが、参考になれば。
MANN FILTER 高性能エアコンフィルター フレシャスプラス FP1936
ヨーロッパを感じるかもしれないエアコンフィルター。競合他社はPITWORK、DENSO、PIAA、BOSCH。純正一択な人はPITWORKへ。緑色が好きならDENSOへ。
クイックエバポレータークリーナー
エバポレーターの洗浄に使います。
フィルター交換では消せないニオイを抑えてくれます。
わさびデェール
わさびの抗菌成分でエアコン内部のカビや雑菌、不快臭を抑えます。
フィルターはエアコン操作パネルの真裏にあります。まずは助手席側のグローブボックスを外すところから。
普通にオープン。
右奥の方に「ゆっくり降下させる何か」が見えると思います。輪っかに棒が刺さっているだけなので横にズラせば外せます。
「ゆっくり降下させる何か」が外れたら、グローブボックスを手前に引っ張ります。ボコっと外れるはずです。
どんどん行きましょう。
奥にあるネジを1つ外します。
アレです。
一般的なプラスドライバーで90度くらい回すとネジが浮いてくるので、手で掴んで引っ張ります。
取れました。
次にカバーを取り外します。左奥に指を引っ掛けて手前に引っ張ると外れます。
ゆっくりやりましょう。
ツメの部分はこんな感じ。
引っ掛かりは2か所。
受け側はこんな感じ。
さて、グローブボックスがあった場所に頭を突っ込んで奥を覗くと見える「細長くて黒い何か」はエアコンフィルターの蓋です。
下の部分に指を引っかけて手前に引っ張ると外れます。
こんな風に。
「↑UP」と書かれているのがエアコンフィルターです。
上の方に指を突っ込んでゆっくり引き抜きます。
その様子
フィルターが外れるとこんな感じ。
今回はエバポレーター洗浄を行うのでタオルで軽く養生しました。
洗浄剤は「クイックエバポレータークリーナーV」です。Sは廃盤でリニューアル品がV。
付属ホースを取り付ける。
液剤が出る方にアタッチメントを装着。
エアコンフィルターがあった場所にホースを差し込み、アタッチメントに付いている両面テープで固定します。
隙間があるので養生テープで塞いでみましたが、この方法は取説には無いので任意です。
缶は立てておきましょう。
準備が出来たら「A/CをOFF(送風)」「風量MAX」「内気循環」「温度18度(最低)」にして窓を全開にします。
レバーを押します。押し下げたレバーはその位置で固定される仕組みです。
クリーナーが出なくなるまで待ちましょう。
3分ほど放置します。
液剤が完全に出なくなったら「A/CをON」にします。「風量MAX」「内気循環」「温度18度(最低)」「窓全開」はそのままで10分ほど放置します。
付属の消臭剤は使いたい人は使いましょう。自分は棄てました。
エバポレーターの洗浄は以上です。最後に新しいエアコンフィルターを取り付けますが、今回はわさびデェールという発音が難しいやつを持たせることにしました。
開封するとわさびのツーンとした刺激臭があります。
新しいフィルターはこんな感じ。
(^▽^)
側面に書かれた品番とAIR FLOW(空気が流れる向き)の文字。
反対側は無地です。
表面は黄色で、裏側は薄灰色です。
わさびデェールはフィルターの表面に取り付けます。
固定用のクリップは反対側に取り付けます。
フィルターを差し込みます。
セレナの場合、左から右へ空気が流れるので取り付け向きは画像のようになります。
奥まで差し込みます。
蓋を戻します。
よいしょっと。
かバーも戻し、最後にグローブボックスを戻して作業完了です。
取り外した古いエアコンフィルターはこんな感じ。
パッと見はそこまで汚れていませんが、ヒダの隙間にゴミが詰まっていました。
というわけで、エアコンフィルターの交換とエバポレーターの洗浄の様子をまとめました。
結構簡単なので定期的に交換して綺麗な空気で過ごしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。