マルマン 電子PAIPOをさらに洗練させたハイスペックモデル『電子PAIPO EX』を使ってみた。

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毎度ありやす。

以前紹介した「マルマン 電子たばこ『電子PAIPO』を使ってみた。 」のパワーアップ版「電子PAIPO EX」を触る機会があったのでざっくりレビューしてみる。

基本的な使い方は通常版の電子PAIPOと同じだけど、分離できるパーツ部位がかなり増え、やや複雑になった印象。「交換用コイル」という新パーツが仲間入りしたほか、リキッドを入れるタンクが水洗いできたり、電圧調整機能がついて蒸気量を変えられるようになり、機能面が大幅に強化された。と、同時に実売価格が7000円強となる高価格帯商品へと変貌。手軽に試せなくなった。

▼電子PAIPO EX

▼本体はいくつかのパーツに分かれています。

<付属品>
本体(アトマイザー、バッテリー)以外のセット内容は、USB充電ケーブル、フレーバーリキッド(メンソール)、交換用コイル、説明書、専用ケースが付属。

<本体>
とりあえず長い。感じ方に個人差はあると思うけど、うお!ってくらい長いと思った。パッケージ裏の本体サイズの表記を見るに(直径)φ14×(長さ)171mmとのこと。といっても比べる物が無いと分からないので、通常の電子PAIPOとマッキーを並べてみた。マットな質感だった通常版とは異なり、本体の黒い部分は光沢のある仕上がり。また、バッテリーの末端部分に電圧調整のダイヤルが付いているのが特徴。

▼長さの比較画像

<充電と電源>
本体の充電は通常品と同様にUSBで行なう。パソコンのUSBポートやUSB ACアダプターを別途用意しよう。説明書には出力5V~2.1Aを超えるACアダプターは使用しないでとあるので注意。バッテリー容量は650mAh、充電回数は約300回。繰り返しの充電が可能なようです。

▼付属の充電ケーブルがコード式に変更されました。

▼充電中

<フレーバーリキッド>
既存のフレーバーリキッドが使えます。タンクが水洗いできるようになったので、複数のフレーバーを使い分けたいけど、アトマイザーをいちいち買うのも・・・って場合に便利です。タンクには目盛りが付いていて、どこまで充填すれば良いかが一目で分かります。

▼アトマイザーとフレーバーリキッド(メンソール)

▼リキッドを入れる時は真ん中の穴にリキッドが入らないように気をつけます。

▼FULLの手前まで入れてみました。

▼コイルにリキッドがしみこむように、本体を立てた状態で数分おいてから使います。

<電圧調整機能>
電圧目盛りを調整することで、水蒸気の発生量を変えることが出来ます。水蒸気の量を増やすごとにバッテリーの消費量も増えます(当たり前だけど(笑))。調整幅は3.3V→3.8V→4.3V→4.8Vの4段階で、3.3Vと4.8Vの違いは体感出来ましたが、個人差があるような気がします。どこに合わせても変らなくね?って人はいるかも。そんな印象です。

▼それぞれの目盛り

<安全性>
体への害については通常版の電子PAIPOと同じだと思います。安全面?で気になったといえば、電圧を高めにした状態で使っているとアトマイザーベース部分がだんだん熱くなっていくのを感じました。説明書には「使用頻度によって電源ボタン及びアトマイザーベース部分が熱くなる場合もありますので、ご注意ください。」とのことで、一応許容範囲らしい。

<使い方と吸った感じ>
電源ボタンを2秒以内に5回連続で押して電源オン、オフの場合も2秒以内に5回連続で押す。電源の入切の瞬間はボタン部分が白や青や赤に光りました。吸った感じは、正直通常版の電子PAIPOと同じ。煙の量がかなり増えたことは増えたけど、価格を考えるとちょっと微妙と思うな。

<携帯性>
付属品に専用ケースが入っているので、これに入れて保管しておくといいのかな。本体が長いので携帯性は低め。鞄に忍ばせておくしかないと思う。ポッケに入れておくのはちょっと厳しいかな。折りそう。

ざっくり書いたけど、とりあえずこんな感じ。贈り物やギフト向けかな?貰えるなら嬉しいかもしれない。
さて、少し長くなってしまったので、コイルの説明の前にちょっと休憩。続きは説明書を見ながら、気になるところを抜粋していきます。

<タンクの素材について>
タンクは樹脂製のためガラスなどと違い、丈夫で割れにくくなっています。そのため透明度が低く、小さな傷がついているように見える場合がありますが不良品ではありません。タンクと吸い口、またはタンクとアトマイザーベースの接続部分に摩擦によってかすかに白い粉が生じる場合がありますが、不良品ではありません。(説明書より抜粋)

<バッテリー残量の確認>
バッテリー残量が少なくなると、電源ボタンが15回点滅します。バッテリー残量によって電源ボタンを押したときの色が変ります。
■100%・・・・・・白
■80~30%・・・青
■30%以下・・・赤
(説明書より抜粋)

<コイルについて>
交換用のコイルって何の意味があるんだっけ?と疑問だったのですが、通常版電子PAIPOのアトマイザーの中に見えていた「リキッドを染み込ませる紐みたいな部分」がコイルになったんだと気が付きました。説明書によれば、コイルの使用期間は最長で1ヶ月、交換の目安としては約2週間で新品にせよ、とのこと。フレーバーリキッドを変える際にもコイルを取り替えることをお勧めします、とも書かれていますね。

<バッテリーの掃除について>
バッテリーとアトマイザーの接合部分にリキッドが付着している場合は、軽く拭き取ってください。この現象は蒸気化した液体を全て吸引できないために起こります。故障ではありませんが、溜まったリキッドを放置すると、ジュルジュルと音が鳴ったり、吸引の妨げになる場合があります。また、充電前は必ず接合部分のリキッドを拭き取ってからUSBコネクターに接続してください。
そのまま充電するとサビなどが発生し、正常に充電ができなくなったり、バッテリー寿命が短くなる恐れがあります。(説明書より抜粋)

<アトマイザーのリキッド詰まり対処法>
バッテリーを掃除しても、ジュルジュルという音が鳴り続ける場合はアトマイザーがリキッド詰まりを起こしている可能性があります。アトマイザーを外し底面から見ると、穴からリキッドが見える状態がリキッド詰まりです。リキッド詰まりを起こしている場合は、うまく吸えず、蒸気が少なく感じます。
その場合は、アトマイザー底面をティッシュ等で抑えながら、吸い口から強く息を吹きつけて穴に詰まったリキッドを飛ばしてください。(説明書より抜粋)

<バッテリー寿命について>
長期間充電をせずに放置すると、放電によりバッテリー残量がゼロになります。この状態になると充電が出来ず、本体が使用出来なくなりますのでご注意ください。また、使用後も長期間使用しない場合は、3ヶ月を目安に充電をしてください。3ヶ月以上放置すると使用できなくなる恐れがあります。(説明書より抜粋)

<補足>
1年ほど使用して気になった点がありましたので、別の記事に書きました。参考になれば幸いです。
電子PAIPO EXを保管するときの注意点

というわけで電子PAIPO EXの駆け足レビューでした。

<関連リンク>
マルマン 電子たばこ『電子PAIPO』を使ってみた。

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