今思えば、10代半ばの頃から腰は弱かった気がする。デスクワーク時代にふざけた姿勢で長時間座りっぱなしだった事もあって、今では完全な腰痛持ちだ。尚、仕事で使ってた椅子はアーロンチェアだったけど、あれって深~く座らないと意味がないらしいね。
▼知ってか知らずか、ずーっとこんな座り方してた(この姿勢が一番楽だった)。
当時は身体が痛くなっても寝ればスグに治ってた。若いって凄い。そして10年経った今、当時の自分を殴ってやりたい。今は寝たって治んないんだ。老いって恐ろしい。
そんなこんなで、何回目だろう・・・。
朝目覚めたらぎっくり腰になってた。
▼ぎっくり腰の痛みはこんなもんじゃない。
▼これくらい痛い(400倍)。
▼いつも行く整体へHELP。
整体には数回通った。鍼、電気、テーピング、マッサージ等々あらゆる施術を受けて少しずつ回復に向かっていた、はずだった・・・。その週の日曜の朝のことだ。全身がガッチガチの状態で目覚める。体が滑らかに動かない。ギギギ・・・、ギギッ・・、こんな感じ。起きたばっかりだからかな?と、ゆっくり体勢を変えながら慎重に立ち上がってみた。
「よ、よし、立てた・・・。」
ホッとした瞬間だった。タイキックされたみたいな衝撃が下半身に走ったんだ。倒れそうになるのを一瞬堪えたんだけど、力がどこにも入れられなくなってそのまま転倒。ついでに右手親指も負傷。指は折れたかと思った。はい、安静(涙)。
そこからは本当に地獄だった。身体を少し動かしただけで、腰、尻、太もものどれかに激痛が走るわけ。いやいやまさか(^^;大丈夫大丈夫(^^;;昨日は調子よかったんだし(^^;;;とか思い込みを決めても起き上がれないの。で、すっかり体がビビっちゃって(激痛がいつ来るか分からないから)身動きが取れなくなってしまったんだ。そんな状態が午前中いっぱい続いた。折角の日曜日なのに。息子と遊びたかったのに(涙)。
「パパ 抱っこ できない?」
「うん、パパ今体痛くで抱っこできない、ごめんね」
「パパ 抱っこ できない かー」
「うん、ごめんね」
「パパ 抱っこ できない?」
「ごめんね・・・」
「パパ イタイイタイ?」
「うん、パパイタイイタイで動けない。向こうで遊んでてね・・・」
「パパ イタイイタイ かー」
「ごめんね~・・・」
そしてお昼過ぎくらいかな。
体を動かせない事と不意を衝いてくる痛みに疲れてきて、精神が参ってきた(^^;
見かねたママさん、即行病院にTEL。
休日当番医へ向かうことになった。
今思えば神対応だったと思います。
嫁「いまから病院に行くよ!着替えられる?」
僕「着替えぐらいなら」
嫁「じゃあ早く着替えて、私も準備するから」
※※※悪戦苦闘※※※※
僕「ダメかも、足に手が届かな・・・・(激痛)ヒッ!!!!」
嫁「最早介護だね、息子より手が掛かるw」
僕「パンツも取り替えてほしい」
嫁「はいはい」
僕「もしママが寝たきりになったら、ちゃんとこんな風に交換してあげるから心配しないでいいよ!」
嫁「w」
強がってみた。
心は折れてた。
車中、道路の継ぎ目の振動をモロに食らって一瞬息が止まる。
「舗装が悪い!」と仙台市に八つ当たりする自分。
この、何かに当たってないとやってられない感じ、嗚呼、もう嫌だ。
そして病院へ・・・。